4 コンサルティング事業

 本事業は、福岡市を中心とした九州地域の企業などが抱える、システム化技
術及び情報技術の分野における、研究開発、製品開発などに関する技術的諸問
題の解決支援を目的としております。2年目に入り未だ課題を残すものの技術
相談件数の増加等、着実に成果をあげつつあります。

4.1 コンサルティングの方法(前年度と同様)
(1)申込資格や期限は特に限定せず、また相談窓口は研究企画部としています。
(2)申込みの際は「コンサルティング申込書」に記入の上ISITへ提出、また
技術相談の終了後には「コンサルティング結果報告書」の提出をお願いするこ
ととしています。
(3)企業などの相談内容により、最適な指導をしていただくために、九州大
学をはじめとする近隣の5大学の先生方に研究アドバイザー(当面16名、巻
末の資料に掲載)をお願いしています。
(4)コンサルティング料金は以下のように設定しています。
     ・賛助会員の場合:3,000円/時間
     ・一般の場合    :6,000円/時間

4.2 事業活動状況
 コンサルティングの実績を次ページ以降に示しています。
(1)コンサルティング実績(件数)は、前年度が月平均3.8回に比べて本
年度が月平均4.9回と増加(29%)の傾向が認められ、徐々にではありま
すが事業活動の成果が上がりつつあります。
(2)ただし、コンサルティング実績(時間)については、前年度が月平均1
7.2時間に比べて本年度が月平均13.7時間と減少しております。これは、
前年度が1件で66時間の実績(平成8年5月の福岡SRPセンタービル内ネッ
トワーク接続に関する技術指導)があったことと、本年度が窓口相談のみの件
数が増加したことが主な原因です。
(3)コンサルティング内容は、通信・ネットワークに関するものが55%と
ほぼ半数を占め、前年度と同様で、関心の高さがうかがえます。次に多かった
のがコンピュータシステム・ソフトウェアに関するもので15%でした。その
他では、LSI設計に関するもので、9%という割合でした。
(4)コンサルティング相談元は、地場企業が24%で、その他の企業も含め
ると企業からの相談が55%とほぼ半数を占めました。また、福岡市役所をは
じめとする自治体・公共団体などからも、前年度と同様18%の相談がありま
した。その他、目立つものとして個人からの技術相談が18%(7件)ありま
した(前年度は0件)。

 本年度は窓口相談のみの件数が増加しましたが、今後は技術相談の量の増加
だけでなく、共同研究や受託研究へ進展するような多様な事業活動の展開を目
指します。
コンサルティング業務フロー(図)
平成9年度 コンサルティング実績(表・グラフ)

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